新R25にてインタビュー記事が公開されました&広陵町インタビュー

私が所属している一般社団法人 奈良県中小企業診断士会の会員有志7名で実施している調査研究事業についてのインタビュー企画が、新R25で公開されました。(公開日は10月29日です)
いよいよ来年に迫った「2025 大阪・関西万博」を奈良に「拡張」することで、万博後の奈良の未来を事業者と一緒につくりたい、と考えています。
記事では私の拙い想いを上手にまとめてくださっているので、是非ご一読いただき、ご意見いただけたら、と思っています。
なお、記事にはなっていませんが、当調査研究の一環で広陵町役場にインタビューに行ってきましたので、そのご報告もさせてください。

奈良県北葛城郡広陵町では、2022年より毎年「広陵万博」というイベントが開かれています。今年も先月、「広陵万博」の3回目が開かれました。
「広陵万博」とは、広陵町内で事業者をはじめ、様々な活動をされていらっしゃる方たちが登壇するトークイベントで、第3回の「広陵万博」では約70名の方が参加されたそうです。
私がインタビューに伺ったのは、「広陵万博」を主催されている広陵町役場 地域振興部 産業総合支援課 主任 河野瀬大貴さん。
河野瀬さんは広陵町役場職員であり、SNSアカウント「#エモい町 広陵町(@emoimachi_koryo)」の主催者でもあります。
河野瀬さんは役場に入職以来5年間、広報を担当されていたのですが、部署異動が近いと感じた2021年に、広報の仕事を通じてつながった町の人々との縁を終わらせるのが惜しいという理由で、部署に関係なく続けられるよう、
個人的に「#エモい町 広陵町(@emoimachi_koryo)」の活動を始められました。
そして、広報だと様々なおもしろい活動をされている方を紹介するにあたって、どうしても自分のニュアンスが入ってしまい 100%活動を伝えられない、と感じ、直接本人が話せる場として「広陵万博」を始めたそうです。
「広陵万博」は河野瀬さんがもうひとりのエンジニアの先輩に手伝ってもらってはいるものの、ほぼひとりで企画・集客・登壇者の調整・会場手配等を行っているそうです。
このような町の大きなイベントをひとりの役場の職員が個人的に実施されているなんて、本当にすごいと感銘を受けました。
さらに、河野瀬さんの活動を通じて、広陵町では自発的に事業者同士のコラボがうまれ、独自イベントも次々にうまれているそうです。イベントを今まで開催したことがない人でも、他の方のノウハウが共有されているのでイベント開催のハードルが低くなっており、地域で応援する仕組みができていることに驚きました。
河野瀬さんは「広陵万博」をずっと続けたいとおっしゃっています。
来年は、私も広陵万博に参加させていただき、その熱気を肌で感じたいと考えています。
河野瀬さんへのインタビューに関する詳細は、来年3月に発行する調査研究レポートにまとめる予定ですので、完成した際にお知らせいたします。